家づくりを検討し始めるのにあたって、土地が無い場合はどのような行動をとられていますか？

ネットで土地検索をする。または不動産屋さんに行って土地情報を得る。または、ハウスメーカーに行って相談する。などですか？

本日は、土地選びについて書いていこうと思います。少しでも参考になったら幸せです。

土地の選定について、何を優先するか。どんな条件があるか。これは様々な意見があります。

例えば

小学校、中学校のそば。駅まで〇〇分～〇〇分以内。スーパーなどのそば。お互いの実家から中間くらいの場所。治安が良い。浸水しない土地。本下水道エリア。道路に街路灯があり明るい。ゴミ捨て場が近い。地盤が強い土地。広さは〇〇坪以上。価格が安い。近所に同じ世代の家族が多い。近所に子供が多い。自治会活動はほどほど。比較的静かな場所。住宅街。住宅街以外。虫が少ない場所。近隣の人がとても良い人。などなど、優先したいことがたくさんあります。

すべてが叶えられる土地はなかなかありませんし、あったとしても価格が心配で、お家にかけたいお金も土地に使う羽目になってしまいそうです。では、どうしたらよいでしょうか。

ごめんなさい。正直、私も悩みます。。。

お客様から土地のご相談を受けることがとても多いので、私の進め方を書いてみます。

いつも、まずはお客様の希望エリアをお聞きしております。

熊谷市・行田市・深谷市・本庄市・鴻巣市・太田市、、、など、まずは大きなエリアからお聞きし、そこからさらに細かなエリアに絞っていきます。エリアが絞られてくると上記に書いた条件の何れかを聞いていきます。そして、いくつかの条件から優先順位をつけていきます。そして、最終的な土地の選定は、優先順位のだいたい三番目くらいまでが叶う土地であれば購入するという方がコスモ建設のお客様の平均値となります。なので、およそ7割の満足度で購入されています。

　次に私の体験談ですが、お客様から『3つの条件に当てはまったので、この土地を買いますから、買付証明書をお願いします。』と、言われました。そこで、私は、『わかりました。しかし、待ってください。最終的な決断は、隣近所の方の家に行き、インターホンを鳴らして、周辺環境の聞き取りをしましょう。』とお伝えし、日時を決めて近隣の調査にお客様と一緒に出掛け、隣の方からいろいろとお話を伺いました。

私は、正直、ここには住みたくないと直感で思いました。そこで、お客様に素直に『失礼ですが、私がこの土地を買うつもりで考えたのですが、どうしても私はここに住みたくありません』と、勇気を振り絞ってお伝えしてしまったのです。。。ドキドキです。

もちろんそのお客様は、この土地を購入するために最後の確認で来ていただきました。なので、まさか私からそのようなことを言われるとは思いもしなかったと思いますし、現に、そのようなお話もいただきました。私も、最終的にはお客様がご判断されるので、あまり余計なことを言うのは失礼だと思いますし、常識的ではないのはよくわかります。上記の条件だって3つは叶っているのでなおさらです。

でも、でも、で、も、私はイヤだったのです。（理由は書けませんが。。。）

コスモ建設は、どんな会社？お家をつくる会社？土地を提案する会社？土地にケチをつける会社？

と、一体どれ？と言いたくなるかもしれませんが、まぎれもなく、土地をフェアに提案し、お客様に寄り添った家づくりをさせていただく会社という自負があります。そして、自分たちが暮らしたい場所で、自分たちが住みたい家でありたいと常に思っています。

もう一度言います。自分たちがそこに暮らしたいかと、人におススメしたいと思える土地や建物かと自問自答し、心から住みたい場所、建物を、本気で提案したいと思っています。

なので、本音で土地については、私の意見を言ってしまいます。点だけを見れば、確かにいい土地はたくさんあります。しかし、土地を購入したら、その上にお家が建ちます。そして、引越してからの生活が始まります。要は、点で見て線を意識して面で考え立体に暮らすわけです。余計わかりずらくなりますね。ごめんなさい。

とにかく、どんなに3つの条件が当てはまっても、最後は周り近所の環境がいいか、が、優先順位の3つの中に入っていない場合には、4つ目として入れていただきたいのです。

ですから、私からの土地提案は、常に本気勝負です。

土地という点。建物という点。これらの点を線で結んで、環境という面で捉え、家が完成して立体に暮らす。常に、未来の暮らしまで考えた家づくりこそが、後悔の少ない家づくりにつながると信じておりますし、お家でも、様々な選定条件がありますが、目に見えないところの工事がしっかりしているかはとても重要です。常に常にと連発してしまいますが、未来から逆算した家づくりをご提案している会社ですので、土地からのご相談からでも、建物だけのご相談からでも、ぜひ、お声掛けください。まずは、営業トーク抜きで、本音のお話をさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。皆様の家づくりに少しでもお役に立てた内容であれば幸いです。

感謝